このページの最終更新は21年1月9日です こんにちは ⚾ バックネット裏( @baseballbacknet)です。 バックネット裏 選抜への出場校が出揃うニュースを観ると、早く春が来ないかとウズウズしてきます。 センバツには夏の選手権とは異なり、 「21世紀枠」 という出場枠がありますが、その基準を詳しく知っている方はどれくらいいますでしょうか。(ちなみに私は全くわかっていませんでした・・・) そこで、今回は21世紀枠の選考方法とその方法によって選考された歴代の出場校を振り返りたいと思います。 現役球児の方であれば、この記事を読むことでちょっとだけセンバツ出場に近づくかも?! スポンサーリンク センバツとは? 本題に入る前に、そもそも センバツ とはどのような大会なのか振り返って行きましょう。 正式名称は?
"と大炎上している事も少なくありません(笑)。 まぁ、人が選考している以上、物議はついて回る宿命なのだと思います。 可哀そうなのは当事者である高校球児ですよね。なるべく、すっきりと決めてあげて欲しいものです。 また時期をみて、次回大会の出場校予想などもさせて頂こうかと思います。 それでは、目を通して頂き、ありがとうございました。 スポンサードリンク
「21世紀枠」という名称から、何か特別なものを想像してしまいますが、これまで見てきたように模範となっている学校や厳しい状況に置かれている学校に対してエールを送る、という意味合いが強いようですね。 意味がわかるとセンバツ高校野球の観戦にも幅ができますね。選手のプレーはもちろん、その学校の取り組み等にも注目して見ていきましょう。 まとめ ・「21世紀枠」とは、2001年(平成13年)の第73回大会から設けられた甲子園出場枠のことをいう。 ・「21世紀枠」の選考方法・基準は、一定の成績を収めた学校の中から、出場に相応しい学校かどうかを総合的に判断して決定される。 ・「21世紀枠」の意味は、何か特別なものがあるわけではなく、他校の模範となっている学校や困難な状況を克服した学校に対してエールを送る意味合いが強い。 関連記事 ■高校野球の豆知識 高校野球の歴代通算ホームラン記録ランキング!最多本数は誰で何本? 甲子園の気温はマウンドで何度になる?過去最高気温や歴代大熱戦もご紹介 甲子園の土はなぜ持って帰る?誰が最初でいつから始まったかリサーチ 【甲子園】野球部マネージャーの仕事内容や規定は?なぜグラウンドに出るのはダメだった? 【高校野球】監督の条件・資格や年齢制限は?歴代名将から求められる資質を検証! - 高校野球
既に半分くらいは前述しちゃっていますが、 秋季地区大会 、及び、 明治神宮大会 の成績を元に出場校を選考します。 具体的な選考基準につきましては、次の項で紹介します。 スポンサードリンク 選考基準 一応、突っ込みどころ満載の超曖昧な指標がございまして、、、 "実力"、"校風"、"品位"が備わっている学校とされています。 "そんな曖昧な決め方の指標、出す意味あるのか?! "と突っ込みまくってやりたい(笑)。 一般出場枠 北海道……1校 東北……2校 関東……6校 更に縛りがありまして、東京から必ず1校、東京以外から必ず4校が選ばれます。残りの1校は成績を考慮して選ばれます。つまり、年により東京から2校出場することがあり得ます。 東海……2校 北信越……2校 近畿……6校 中国・四国……5校 こちらも関東と似たような縛りがあります。中国から必ず2校、四国から必ず2校が選ばれます。残りの1校は成績を考慮して選ばれます。 九州……4校 全都道府県から満遍なく選ぶ必要なく、年によっては1府県から2校出場する事もあります。 但し、一般枠での選考では1府県2校以内です。 後述する21世紀枠や神宮大会枠が絡んで、1府県3校になる事はあり得ますが、前例はありません。 尚、記念大会の際は一般出場枠が33校に増枠されます。記念大会に関しては以下の記事で紹介していますので参考にして下さい。 高校野球の記念大会とはどういう意味?過去大会も紹介!
大会開催年度高校野球大会参加者資格規定に適合したもの。 2. 日本学生野球憲章の精神に違反しないもの 3. 校風・品位・技能とも高校野球にふさわしいもので、各都道府県高校野球連盟から推薦された候補校の中から地域的な面も加味して選出する 4. 技能についてはその年度全国高等学校野球選手権大会終了後より11月30日までの試合、成績ならびに実力などを勘案するが、勝敗のみにこだわらずその試合内容などを参考とする 5. 本大会はあくまで予選をもたないことを特色する。従って秋の地区大会は一つの参考資料であって本大会の予選ではない。 引用: 日本高等学校野球連盟HP 選抜高校野球の出場枠 普通枠で言いますと選抜されるのは28校になります。 北海道(1) 東北(2) 関東(4) 東京(1) 東海(2) 北信越(2) 近畿(6) 中国(2) 中国、四国どちらかでもう一校 四国(2) 九州(4) 上記のようになっており、その他に神宮枠(神宮大会優勝チームの地区)+21世紀枠となっています。 21世紀枠は各都道府県から一校推薦があり、さらに地区ごとに9校が選出され最終的には3校が出場権利を獲得することが出来ます。 最近ではこの希望枠の選考枠を疑問視される事も多いようです。これまで「希望枠」で出場したチーム全45校のうち、初戦を突破出来た高校は15校のみで、夏の甲子園で勝ち上がってきた高校は2校しかありません。実力の選抜と言われていた時代からすると、趣旨が変わってきています。 ともあれ、母校が推薦された事は中々嬉しいニュースでもあります。最近の岩手県は野球が強いという認識が広まっており、プロ野球選手も数多く選出しています。花巻東高校出身の大谷翔平・菊池雄星選手などが有名ですよね。 もし、甲子園が決まった場合は応援に行こうと考えています。次回の熱い戦い、楽しみですね。