2020 年 05 月 13 日 印刷時に用紙の端に余白が出てくるのを見たことがあると思います。 ワード文書の印刷であれば、さほど気にならないこの余白ですが、写真や画像の印刷時には、不都合な場合もあります。 今回は用紙のフチなし印刷についてまとめてみました。 フチなし印刷とは? 写真や画像を印刷する際に紙の縁に余白ができないように用紙全面に印刷(設定機能)をすることを指します。 フチなし印刷は印刷する画像を設定されている用紙より僅かに拡大して印刷することで擬似的に再現される仕組みになっています。 この時、画像の端は用紙以上の大きさにインクを吹き付けているので、プリンターの内部には、はみ出したインクを受け止めるためのスポンジが設置されているのです。 しかし、フチなし印刷非対応のプリンターでは、このスポンジパーツがありません。 フチなし印刷はそれに対応したプリンターのみで印刷することができるのです。 例えば、ハガキでフチなしの印刷をする場合は「ハガキ(フチなし)」に設定します。) ※メーカー製品によっては「(フチナシ)」の場合があります。 フチなし印刷はレーザープリンター(複合機)でもできる? フチなし印刷はインクジェットプリンターに付属している機能です。レーザープリンターでは、構造上フチなし印刷はできません。 もしレーザープリンターを使用していて、余白の無い仕上がりにしたい場合には、一回り大きな用紙にトンボ(仕上がりサイズに切るための目印)をつけて、 仕上がりサイズから、はみ出すように印刷をします。その上で、トンボに合わせて切るという方法を取ります。 ※トンボとは印刷用紙の断裁位置を決めるために必要な「目印」です。 印刷したい用途や設定条件、紙の大きさを確認してから使用するプリンターを決めることをおススメいたします。
コンテンツID(1050) 概要 ふち無し印刷は、用紙サイズ、機種に限らずできません。 ただし、プリンタードライバーの設定により、ギリギリまでつめることは可能です。 ここでは、印刷領域いっぱいに印刷する手順を説明します。 注記 用紙サイズによって、ふち領域(印字不可領域)は異なります。 手順 アプリケーションソフトウェアの[ファイル]メニューから、[印刷]を選びます。 [プリンタ名]から使用する機種名を選び、[プロパティ]をクリックします。 [とじしろ/プリント位置]をクリックします。 [プリント領域]タブを開きます。 [拡張]をクリックします。 補足 [余白]タブの余白が指定されていないことを確認します。 [OK]をクリックします。 プロパティ画面で[OK]をクリックし、[印刷]画面で[OK]をクリックします。 補足 A3用紙の拡張印字領域は、次のとおりです。 このページのトップへ
複合機(コピー機)をプリンターとして利用するオフィスがほとんど。 有線・無線LANで接続すれば、自席のパソコンから自由に印刷できます。 その際、 「ふちなし」で印刷した経験がある方はおられるでしょうか? 一般的に複合機(コピー機)で印刷するときは、用紙の上下左右に余白があります。 でも、会社のパンフレットや資料を作成するとき、余白が邪魔なケースがありますよね。 しかし、 「ふちなし印刷」は基本どのメーカー・機種でもできないのです。 そこで今回は、現在流通している複合機(コピー機)で「ふちなし印刷」ができない理由と、それに代わる機能をご説明いたします。 ▶︎目次 1. 複合機(コピー機)で「ふちなし印刷」ができない理由! 2. ふちなし印刷に代わる機能紹介 3. まとめ 1.複合機(コピー機)で「ふちなし印刷」ができない理由!
印刷した時に出てくる、少しの余白。 写真や画像を印刷した時に出てくると何かと不都合な場面もあります。 この余白をなくす方法についてまとめました。 フチなし印刷とは フチなし印刷とは、写真や画像を印刷するときに、紙のふちに余白ができないようにプリンタ用紙全面に印刷することです。 フチなし印刷の仕組みは、多くの場合、印刷する画像を設定されている用紙よりも、 わずかに拡大して設定することで擬似的に再現されています。 このとき画像の端は、用紙をはみ出して外側にインクを吹き付けるので、 そのインクを受け止めるためのスポンジがプリンタ内部に用意されています。 フチなし印刷非対応のプリンターには、このスポンジが用意されていません。 フチなし印刷は対応しているプリンターのみで印刷することができます。 レーザープリンターで使えるのか フチなし印刷はインクジェットプリンターに付属している機能です。 レーザープリンターは構造上フチなし印刷は出来ず、余白のない仕上がりにしたい場合は、 一回り大きな紙にトンボ(仕上がりサイズに切るための目印)をつけて、 仕上がりサイズからはみ出すように印刷をして、 トンボに合わせて切るという方法をとります。 その他豆知識一覧はこちら>>
A:印刷フローの、感光ドラムから紙にトナーが転写するプロセスからご説明します。 レーザープリンターの印刷フローの中で、感光ドラムから紙にトナーが転写するプロセスを見てみましょう。インクジェットプリンターが紙にインクを吹き付けるのと基本的には変わりません。 インクジェットでもレーザーでも同じ問題でトラブリます。 紙のサイズです。 これは、結構バラツキが大きいのです。 インクジェットプリンターでは、フチナシ印刷を行うときはヘッドをオーバーランさせて紙の外側までインクを飛ばします。 これではプリンタの中を汚してしまい、次の用紙のフチや裏側が汚れます。 そこで、インクジェットプリンターでは、インクが落ちていく部分に少し段差をつけてへこませ、インクを吸収するスポンジをセットして、そこにはみ出したインクを吸い取っているのです。 レーザープリンタは、紙の裏側から静電気を使って感光ドラムのトナーを紙に吸着させます。 紙がトナーにはみ出すと、静電気を起こすユニットに引き寄せられてトナーがユニット内に堆積していきます。トナーの堆積が限度まで行くと、トナーから高圧電流がリークして転写しなくなるばかりか、ユニット全体を汚染して、どうしようもない状況になります。 『ふち無しはがき印刷本舗』では、この問題に、別の角度から答えを導きました。 それは、ひ・み・つ…です! カテゴリ: カテゴリ>よくある質問>その他
レーザープリンタによるフチ無し印刷 その2 - YouTube